真朱の日々の徒然を。 主に、乙女ゲーや三国志、そのほか諸々趣味について語りまくります。一気呵成にのほほんと運営中・・・。
@注意@
このSSでの望美ちゃんは、男性が大の苦手!!(特に軟派系)
という性格の本で書かれています。
なので、ヒノエ氏には言いたい放題になっていますので、それが嫌だ!!という方は、読まれないほうが無難です。
よろしいですか?
覚悟を決められた方は、いざ、ともに参りましょう!!
とと、その前に。
☆3/10・3/11 ぽちぽち拍手ありがとうございます!!本当に励みになります(^_^)v☆
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このSSでの望美ちゃんは、男性が大の苦手!!(特に軟派系)
という性格の本で書かれています。
なので、ヒノエ氏には言いたい放題になっていますので、それが嫌だ!!という方は、読まれないほうが無難です。
よろしいですか?
覚悟を決められた方は、いざ、ともに参りましょう!!
とと、その前に。
☆3/10・3/11 ぽちぽち拍手ありがとうございます!!本当に励みになります(^_^)v☆
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「微妙っていわれると、そうかもしれないですけど。」
息抜きにと、貴人は学校の帰り道、白石陽菜にカラオケに誘われた。
自分と行っても面白くはない、と先に言ったはずだったのだが、そんなこと言わずにと笑顔で彼女は言う。
第一、尚和高校ではカラオケは禁止事項の一つにあがっていたのではなかったのか。
そういうことを言う暇もなく、半ば強引に引き込まれてしまった。
いつもなら、断固拒否したはずの己がなぜ付き合う気になったのか。それは貴人の中でも釈然としないままであった。
帰りましょうかと、陽菜は寮の方向へと歩き始める。
確かに、選曲は少し古かったかもしれないが、わからないほどではなかったはず・・・だ。
ほとんどは陽菜が歌っていただけなのだが、『高校三年生』、を始めとして『異国の丘』、『ブルーライトヨコハマ』 『ルビーの指輪』・・・etcと陽菜本人が生まれる前の歌ばかりであったし、それどころか年代にもかなり幅がある。
かろうじて、陽菜がわかるのは“これって昭和の歌?”程度。
彼女が微妙と言うのも無理はない。
自分の興味関心のないことに関しては、とことん無頓着なのである。それを当の貴人は、気づいていない。
「いのちみじかし 恋せよおとめ」
少し先を歩いていた足を止めて、陽菜はポツリとつぶやいた。同時に貴人も立ち止まる。
「あかきくちびる あせぬまに・・・か。『ゴンドラの唄』だな。」
「先生の歌ってくれたその曲、すごく好きです。」
振り返った陽菜の笑顔が、夕焼けの色に染まっていた。
「また、歌ってくれますか?」
「・・・・・・そうだな。」
ふと目尻がゆるむ。なぜ、そういう気になったのか。貴人は疑問に思った。
と同時に、目前の彼女の頬はさらに燃えるような赤い色となっていた。
「どうかしたのか?」
「な、なんでもないんです!さ、日も暮れちゃうし、早く帰りましょう!」
陽菜は、あわてたように進行方向を元に戻すと右手と右足を同時にだした。改めて後ろから眺めると、耳まで朱色になっているのがわかる。
かつては、自分も恋をしていた。この唄のように。もう、二度と人を愛することはできまい、と貴人は思う。
いずれ、この少女も、自分のことなど忘れ去る時がくるのだろう。所詮、袖と袖とが微かに触れ合った程度の縁なのだ。
そう思うと、不思議と胸がちりりと痛んだ。
もう、二度と・・・・・・。
いのちみじかし 恋せよおとめ
あかきくちびる あせぬまに
熱き血潮の 冷えぬまに
あすの月日の ないものを
――了――
-----------------------------------------------------------
@あとがき@
はい、『ちょーSS』第1回目です!
SSにも満たないので、ちょーSSです。
思いついたネタをちょこちょっと書いていってみようかな?
という思いつきの産物です。
これだけ書くのにも、結構時間がかかるんですよね、なんてったって遅筆・ヘタレ文書きですから〜〜〜。あはは。
遙かに限らず、思いついた妄想をぼちぼち書いていこうかと思いますので、覚悟してください(何をだ。)
さて、今回はブリザード貴人さんネタでしたがいかがでしたでしょう?
井上さん声で『ゴンドラの唄』とか歌ってくださったら、おいらはもう腰が砕けます(笑)
ちゃんと聞いてる陽菜ちゃんはさすがだね!!
『高校三年生』と『ブルーライトヨコハマ』という選曲理由はよく私の母が歌っているから。
『異国の丘』はたまたま劇団四季のミュージカルで聞いた。
『ルビーの指輪』は単に好き。
というとんでもない理由から貴人さんに歌わせました。
他にも、『東京ブギウギ』『お祭りマンボ』とか『りんごの唄』というのもあったんですが、書かなかっただけで、etcのなかに入っているかもしれません(笑)
☆3/4、3/5Web拍手ありがとうございました!!☆
息抜きにと、貴人は学校の帰り道、白石陽菜にカラオケに誘われた。
自分と行っても面白くはない、と先に言ったはずだったのだが、そんなこと言わずにと笑顔で彼女は言う。
第一、尚和高校ではカラオケは禁止事項の一つにあがっていたのではなかったのか。
そういうことを言う暇もなく、半ば強引に引き込まれてしまった。
いつもなら、断固拒否したはずの己がなぜ付き合う気になったのか。それは貴人の中でも釈然としないままであった。
帰りましょうかと、陽菜は寮の方向へと歩き始める。
確かに、選曲は少し古かったかもしれないが、わからないほどではなかったはず・・・だ。
ほとんどは陽菜が歌っていただけなのだが、『高校三年生』、を始めとして『異国の丘』、『ブルーライトヨコハマ』 『ルビーの指輪』・・・etcと陽菜本人が生まれる前の歌ばかりであったし、それどころか年代にもかなり幅がある。
かろうじて、陽菜がわかるのは“これって昭和の歌?”程度。
彼女が微妙と言うのも無理はない。
自分の興味関心のないことに関しては、とことん無頓着なのである。それを当の貴人は、気づいていない。
「いのちみじかし 恋せよおとめ」
少し先を歩いていた足を止めて、陽菜はポツリとつぶやいた。同時に貴人も立ち止まる。
「あかきくちびる あせぬまに・・・か。『ゴンドラの唄』だな。」
「先生の歌ってくれたその曲、すごく好きです。」
振り返った陽菜の笑顔が、夕焼けの色に染まっていた。
「また、歌ってくれますか?」
「・・・・・・そうだな。」
ふと目尻がゆるむ。なぜ、そういう気になったのか。貴人は疑問に思った。
と同時に、目前の彼女の頬はさらに燃えるような赤い色となっていた。
「どうかしたのか?」
「な、なんでもないんです!さ、日も暮れちゃうし、早く帰りましょう!」
陽菜は、あわてたように進行方向を元に戻すと右手と右足を同時にだした。改めて後ろから眺めると、耳まで朱色になっているのがわかる。
かつては、自分も恋をしていた。この唄のように。もう、二度と人を愛することはできまい、と貴人は思う。
いずれ、この少女も、自分のことなど忘れ去る時がくるのだろう。所詮、袖と袖とが微かに触れ合った程度の縁なのだ。
そう思うと、不思議と胸がちりりと痛んだ。
もう、二度と・・・・・・。
いのちみじかし 恋せよおとめ
あかきくちびる あせぬまに
熱き血潮の 冷えぬまに
あすの月日の ないものを
――了――
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@あとがき@
はい、『ちょーSS』第1回目です!
SSにも満たないので、ちょーSSです。
思いついたネタをちょこちょっと書いていってみようかな?
という思いつきの産物です。
これだけ書くのにも、結構時間がかかるんですよね、なんてったって遅筆・ヘタレ文書きですから〜〜〜。あはは。
遙かに限らず、思いついた妄想をぼちぼち書いていこうかと思いますので、覚悟してください(何をだ。)
さて、今回はブリザード貴人さんネタでしたがいかがでしたでしょう?
井上さん声で『ゴンドラの唄』とか歌ってくださったら、おいらはもう腰が砕けます(笑)
ちゃんと聞いてる陽菜ちゃんはさすがだね!!
『高校三年生』と『ブルーライトヨコハマ』という選曲理由はよく私の母が歌っているから。
『異国の丘』はたまたま劇団四季のミュージカルで聞いた。
『ルビーの指輪』は単に好き。
というとんでもない理由から貴人さんに歌わせました。
他にも、『東京ブギウギ』『お祭りマンボ』とか『りんごの唄』というのもあったんですが、書かなかっただけで、etcのなかに入っているかもしれません(笑)
☆3/4、3/5Web拍手ありがとうございました!!☆
governessってご存知ですか?
物の本によると、“女性家庭教師〔特に住み込みの〕”とあります。
私もあまり詳しくはないのですが、今からご紹介する2つの漫画は、同じヴィクトリア女王期の時代を舞台とし、当時の上流階級の子供たちの教育を担っていたガヴァネスという職業に主人公たちは就いています。
まず、最初に。
秋田書店のプリンセスコミックスから出ている『レディーヴィクトリアン』
3月に発売される20巻を持ちまして、完結のようです。
この物語に出てくる英国紳士はものすごく美形ぞろいで、しかもジェントルマーン(笑)
私個人としては、シメオンさんやマーティン卿が好き(*´v`*)vV
そして主人公であるガヴァネス・ブルーベルは小さくて非常にかわいらしいときたもんだ。
教え子のポーリーも素直でかわいいし。
雇い主はとってもいい人だし。
1度牢にぶち込まれたくらいではおつりがきますよ、この人(^^;)
しかも、何気にもててるしね(笑)
少女漫画の王道を地で行く話です。
めでたし・めでたし♪
2つ目。
幻冬社バースコミックスより出版されている『Under the Rose』。
最近発見して、読んでみました。
話の内容、暗っ(-_-;)
冬の物語から春の賛歌に移ってからというもの、暗さが増殖・・・。
春の賛歌から登場しているガヴァネス・レイチェル。
上のブルーベルとは境遇が非常に似ています。
二人とも牧師であった父をなくし、体の弱い弟を持っており、何より同じガヴァネスという仕事。
なのになんだ、この悲惨さは。
だんだん事態が救いようのないところまで行こうとしています。
レイチェルに明るい未来は待っているのか?
個人的には待っていてほしいですけど(T_T)
しかし、実際としてこういうことは結構頻繁に起こっていたことなのかもしれないと考えてみたり。
特に、雇用主やその息子がお年頃だったりすると特に。
相手の男性は、お遊びのつもりのほうが圧倒的に多かったのではないかなぁと勝手に邪推してます。
もちろんそうではない人も大勢いらしたと思いますけど。
それから、この漫画を読んでいると階級社会をまざまざと見せ付けられますね。
その点、レディーヴィクトリアンでは、階級はあるにせよゆるいです。
登場人物の考え方が柔軟なせいもあるのでしょうね。
ハッピーエンドを望まれる方はレディーヴィクトリアンのほうをオススメします。
Under the Roseは4巻以下続巻です。神よ、救いを(T_T)
同じ時代でもこんなに違うんだということを改めて認識させられる2つの作品でした。
物の本によると、“女性家庭教師〔特に住み込みの〕”とあります。
私もあまり詳しくはないのですが、今からご紹介する2つの漫画は、同じヴィクトリア女王期の時代を舞台とし、当時の上流階級の子供たちの教育を担っていたガヴァネスという職業に主人公たちは就いています。
まず、最初に。
秋田書店のプリンセスコミックスから出ている『レディーヴィクトリアン』
![]() | レディー・ヴィクトリアン 19 (19) もと なおこ (2006/10/16) 秋田書店 この商品の詳細を見る |
3月に発売される20巻を持ちまして、完結のようです。
この物語に出てくる英国紳士はものすごく美形ぞろいで、しかもジェントルマーン(笑)
私個人としては、シメオンさんやマーティン卿が好き(*´v`*)vV
そして主人公であるガヴァネス・ブルーベルは小さくて非常にかわいらしいときたもんだ。
教え子のポーリーも素直でかわいいし。
雇い主はとってもいい人だし。
1度牢にぶち込まれたくらいではおつりがきますよ、この人(^^;)
しかも、何気にもててるしね(笑)
少女漫画の王道を地で行く話です。
めでたし・めでたし♪
2つ目。
幻冬社バースコミックスより出版されている『Under the Rose』。
![]() | Under the Rose (4) 春の賛歌 バースコミックスデラックス 船戸 明里 (2006/11/24) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
最近発見して、読んでみました。
話の内容、暗っ(-_-;)
冬の物語から春の賛歌に移ってからというもの、暗さが増殖・・・。
春の賛歌から登場しているガヴァネス・レイチェル。
上のブルーベルとは境遇が非常に似ています。
二人とも牧師であった父をなくし、体の弱い弟を持っており、何より同じガヴァネスという仕事。
なのになんだ、この悲惨さは。
だんだん事態が救いようのないところまで行こうとしています。
レイチェルに明るい未来は待っているのか?
個人的には待っていてほしいですけど(T_T)
しかし、実際としてこういうことは結構頻繁に起こっていたことなのかもしれないと考えてみたり。
特に、雇用主やその息子がお年頃だったりすると特に。
相手の男性は、お遊びのつもりのほうが圧倒的に多かったのではないかなぁと勝手に邪推してます。
もちろんそうではない人も大勢いらしたと思いますけど。
それから、この漫画を読んでいると階級社会をまざまざと見せ付けられますね。
その点、レディーヴィクトリアンでは、階級はあるにせよゆるいです。
登場人物の考え方が柔軟なせいもあるのでしょうね。
ハッピーエンドを望まれる方はレディーヴィクトリアンのほうをオススメします。
Under the Roseは4巻以下続巻です。神よ、救いを(T_T)
同じ時代でもこんなに違うんだということを改めて認識させられる2つの作品でした。
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プロフィール
書いてる人:
真朱
基本生態:
九州某所に生息する、ネオロマ(特に遙か)、ハートの国のアリス(クロアリ・ジョカアリ・アニアリ)をこよなく愛好する奇人です。
他にも、彩雲国、十二国記、ローゼンメイデン、ヘタリア、三国志(特に呉) Fate/stay night、Fate/Zeroなどもばっちこーいです!
筋金入りのヲタクで、妄想癖持ち。
むしろ妄想で3度のご飯が食べられます(何がだorz)
びば☆妄想!
はらしょー☆ヲタク!!
他にも、彩雲国、十二国記、ローゼンメイデン、ヘタリア、三国志(特に呉) Fate/stay night、Fate/Zeroなどもばっちこーいです!
筋金入りのヲタクで、妄想癖持ち。
むしろ妄想で3度のご飯が食べられます(何がだorz)
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