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真朱の日々の徒然を。 主に、乙女ゲーや三国志、そのほか諸々趣味について語りまくります。一気呵成にのほほんと運営中・・・。
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governessってご存知ですか?
物の本によると、“女性家庭教師〔特に住み込みの〕”とあります。
私もあまり詳しくはないのですが、今からご紹介する2つの漫画は、同じヴィクトリア女王期の時代を舞台とし、当時の上流階級の子供たちの教育を担っていたガヴァネスという職業に主人公たちは就いています。


まず、最初に。
秋田書店のプリンセスコミックスから出ている『レディーヴィクトリアン』
レディー・ヴィクトリアン 19 (19) レディー・ヴィクトリアン 19 (19)
もと なおこ (2006/10/16)
秋田書店
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3月に発売される20巻を持ちまして、完結のようです。
この物語に出てくる英国紳士はものすごく美形ぞろいで、しかもジェントルマーン(笑)
私個人としては、シメオンさんやマーティン卿が好き(*´v`*)vV
そして主人公であるガヴァネス・ブルーベルは小さくて非常にかわいらしいときたもんだ。
教え子のポーリーも素直でかわいいし。
雇い主はとってもいい人だし。
1度牢にぶち込まれたくらいではおつりがきますよ、この人(^^;)
しかも、何気にもててるしね(笑)
少女漫画の王道を地で行く話です。
めでたし・めでたし♪


2つ目。
幻冬社バースコミックスより出版されている『Under the Rose』。
Under the Rose (4) 春の賛歌 バースコミックスデラックス Under the Rose (4) 春の賛歌 バースコミックスデラックス
船戸 明里 (2006/11/24)
幻冬舎
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最近発見して、読んでみました。
話の内容、暗っ(-_-;)
冬の物語から春の賛歌に移ってからというもの、暗さが増殖・・・。
春の賛歌から登場しているガヴァネス・レイチェル。
上のブルーベルとは境遇が非常に似ています。
二人とも牧師であった父をなくし、体の弱い弟を持っており、何より同じガヴァネスという仕事。
なのになんだ、この悲惨さは。
だんだん事態が救いようのないところまで行こうとしています。
レイチェルに明るい未来は待っているのか?
個人的には待っていてほしいですけど(T_T)
しかし、実際としてこういうことは結構頻繁に起こっていたことなのかもしれないと考えてみたり。
特に、雇用主やその息子がお年頃だったりすると特に。
相手の男性は、お遊びのつもりのほうが圧倒的に多かったのではないかなぁと勝手に邪推してます。
もちろんそうではない人も大勢いらしたと思いますけど。
それから、この漫画を読んでいると階級社会をまざまざと見せ付けられますね。
その点、レディーヴィクトリアンでは、階級はあるにせよゆるいです。
登場人物の考え方が柔軟なせいもあるのでしょうね。


ハッピーエンドを望まれる方はレディーヴィクトリアンのほうをオススメします。
Under the Roseは4巻以下続巻です。神よ、救いを(T_T)
同じ時代でもこんなに違うんだということを改めて認識させられる2つの作品でした。

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九州某所に生息する、ネオロマ(特に遙か)、ハートの国のアリス(クロアリ・ジョカアリ・アニアリ)をこよなく愛好する奇人です。
他にも、彩雲国、十二国記、ローゼンメイデン、ヘタリア、三国志(特に呉) Fate/stay night、Fate/Zeroなどもばっちこーいです!
筋金入りのヲタクで、妄想癖持ち。
むしろ妄想で3度のご飯が食べられます(何がだorz)
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