真朱の日々の徒然を。 主に、乙女ゲーや三国志、そのほか諸々趣味について語りまくります。一気呵成にのほほんと運営中・・・。
"三国志"と"呂布"、"貂蝉"というキーワードに惹かれ見てみました。
2002年に制作されたものらしいので、10年前のものなんですね。へー。
陳凱歌さんが総指揮された作品のようです。PROMISEとか女帝とかの監督さんじゃなかったかしら?
内容は、一言て言うならば「愛、それはすれ違い」といった感じでしょうか。
実は、途中で見る気が失せました。
が、言いたいことを言うならば、せめて全部見て、筋を通そうと思い直し、今日ようやく見終わった次第であります。
以下ざっくりネタバレまくりなので、見たい方だけどうぞ。
まず、全編通じて思ったのが「理屈がさっぱりわからない」。
貂蝉は太平要術をその身に宿している設定になっており、父に術(妖術?仙術?)を厳しく叩き込まれたということになっていますが、ろくなことに使ってませんし、話の重要な筋にはほとんどといっていいほど関係ありませんでした。また、話を無理やり進めようとして、登場人物の行動がむちゃくちゃだなと。ファンタジーだと自分に暗示を掛けても、それは無理があるぞというところが多々……。(董卓に皇帝を返却しに行くとか。自ら逆賊になるようなもんである。それから、細かいかもしれないけれど、陣中(おそらく場所は洛陽以北)でバナナ貪り食ったり、庭いじりが好きと言って、王允がサルビアかかえてたりとか。明らかに適当に用意したなと感じた。なぜか呂布や町の鍛冶屋が文字を知っていたりと、突っ込みどころ満載。)加えて人物の行動が無茶苦茶なので、感情移入もできない。特にそれが顕著だと感じたのが、心と貂蝉。行動指針がまるでつかめないというか、行動指針がまるでない。その場その場で適当に言いつくろっている感じがしました。
今までにない三国志を!!という意気込みはなんとなく感じたのですが、竜頭蛇尾に終わったなぁというのが正直なところです。(もしくは、三国志ドラマにおける文化大革命)
陳凱歌さんがどのくらい関わられたのかはわかりませんが、色の使い方や布のたなびかせ方はきれいだなと思います。それから、CGなしのアクションシーンはかっこよいですね。さすが!といったところでしょうか。
以下、自分の中での勝手な主要人物評
呂布…森の中で育った野生児。言葉をろくにしゃべることができないが、なぜか文字を知っていて、文章も書ける。貂蝉と一緒にいることが最上命題。理不尽なことでよく他人に(貂蝉も含む)ののしられる気の毒な人。
貂蝉…太平要術を身に宿している人。そのせいで、父に厳しく術を訓練されたが、使うのは興味本位である場合がほとんど。目の前に呂布がいると、近くの瀕死の人間はどうでもいいらしい。自分が約束や決まりごとを破るのはかまわないが、他人が破るとどんな理由であろうとも許さない。呂布と絶対にはなれないように考えた結果が、「お互いを鎖でつなぐ」こと。なんのプレイかと思った。愛を完全にはき違えている。心曰く、「君は頭が良いが、過信しすぎるところがある」そうだが、夢の中での出来事を、現実であったことと記憶して暴言を吐くのは、果たして“頭がいい”のだろうか?
心…墨家(らしい)。自分は極力表に出ずに裏で画策して操るのが目的かと思えば、有名人になりたがったりする人。天下のためというのが口癖だが、全然天下のためになっていない。近くで使う弟子は女性ばかり。生来の女好きと見受けられるが、女なんて嫌いだい!というふりをしている。ところで、いつから墨家は術使いになったんだろう?
董卓…手の付けられない暴れん坊。妙に勘が鋭い。悪逆非道なことを繰り返しているらしいが、いろんな人が、悪いことが起こったらすべて董卓のせいにしている節も見られる。気に入った人物に対しては、あとをしつこく追い掛け回すストーカー。
董媛…董卓の娘。心臓が悪く発作が起きると、人間の血を欲する。
牛輔…董卓の家臣。幼いころから董媛の世話をしている。董媛を慕っているが、片思い。髪型を見ていて、某世紀末救世主伝説を思い出したであります。弓矢が得意。
劉備・関羽・張飛…言わずと知れた桃園の三兄弟。というより、漫才トリオ。呂布と貂蝉でがんばるより、この三兄弟の桃園結義からの珍道中をやったほうが、面白いと思う。良いトリオである。
曹操…のちの天下の英雄。必死で逃げ回っていたと思っていたら、ひょっこり姿を現す。ある意味、術者よりもすごいことを一瞬でやってのける。
陳宮…病弱。呂布に対して理解がある人。
馬元義…貂蝉を自分が実父であることを隠して育てた。お産で苦しむ妻をそっちのけで大平要術にばっかり気を取られていた。たしかに、貂蝉の父である。生まれたところを見ていないのに、「私の娘はどこだ!?」と探し回る。
華佗…心の弟弟子(破門中)。治療大好き、ほかの医者が治せない病やけがはもっと好き!!とのたまう医者。病気や怪我の原因は、においで分かる。もちろん、診断もにおいでできるガン探知犬並の嗅覚をもっている。この人の出演時が一番癒されました(笑)
丁原…幷州のドン。貂蝉の姦計で呂布に殺される。丁原だけに、剃髪している。
趙雲…彼のボスである公孫賛がいないのに、なぜか突如として最終話に出てきた。とりあえず出してみた感が強い。
他にも、張遼とかいるけど、疲れたのでこのへんで。
2002年に制作されたものらしいので、10年前のものなんですね。へー。
陳凱歌さんが総指揮された作品のようです。PROMISEとか女帝とかの監督さんじゃなかったかしら?
内容は、一言て言うならば「愛、それはすれ違い」といった感じでしょうか。
実は、途中で見る気が失せました。
が、言いたいことを言うならば、せめて全部見て、筋を通そうと思い直し、今日ようやく見終わった次第であります。
以下ざっくりネタバレまくりなので、見たい方だけどうぞ。
まず、全編通じて思ったのが「理屈がさっぱりわからない」。
貂蝉は太平要術をその身に宿している設定になっており、父に術(妖術?仙術?)を厳しく叩き込まれたということになっていますが、ろくなことに使ってませんし、話の重要な筋にはほとんどといっていいほど関係ありませんでした。また、話を無理やり進めようとして、登場人物の行動がむちゃくちゃだなと。ファンタジーだと自分に暗示を掛けても、それは無理があるぞというところが多々……。(董卓に皇帝を返却しに行くとか。自ら逆賊になるようなもんである。それから、細かいかもしれないけれど、陣中(おそらく場所は洛陽以北)でバナナ貪り食ったり、庭いじりが好きと言って、王允がサルビアかかえてたりとか。明らかに適当に用意したなと感じた。なぜか呂布や町の鍛冶屋が文字を知っていたりと、突っ込みどころ満載。)加えて人物の行動が無茶苦茶なので、感情移入もできない。特にそれが顕著だと感じたのが、心と貂蝉。行動指針がまるでつかめないというか、行動指針がまるでない。その場その場で適当に言いつくろっている感じがしました。
今までにない三国志を!!という意気込みはなんとなく感じたのですが、竜頭蛇尾に終わったなぁというのが正直なところです。(もしくは、三国志ドラマにおける文化大革命)
陳凱歌さんがどのくらい関わられたのかはわかりませんが、色の使い方や布のたなびかせ方はきれいだなと思います。それから、CGなしのアクションシーンはかっこよいですね。さすが!といったところでしょうか。
以下、自分の中での勝手な主要人物評
呂布…森の中で育った野生児。言葉をろくにしゃべることができないが、なぜか文字を知っていて、文章も書ける。貂蝉と一緒にいることが最上命題。理不尽なことでよく他人に(貂蝉も含む)ののしられる気の毒な人。
貂蝉…太平要術を身に宿している人。そのせいで、父に厳しく術を訓練されたが、使うのは興味本位である場合がほとんど。目の前に呂布がいると、近くの瀕死の人間はどうでもいいらしい。自分が約束や決まりごとを破るのはかまわないが、他人が破るとどんな理由であろうとも許さない。呂布と絶対にはなれないように考えた結果が、「お互いを鎖でつなぐ」こと。なんのプレイかと思った。愛を完全にはき違えている。心曰く、「君は頭が良いが、過信しすぎるところがある」そうだが、夢の中での出来事を、現実であったことと記憶して暴言を吐くのは、果たして“頭がいい”のだろうか?
心…墨家(らしい)。自分は極力表に出ずに裏で画策して操るのが目的かと思えば、有名人になりたがったりする人。天下のためというのが口癖だが、全然天下のためになっていない。近くで使う弟子は女性ばかり。生来の女好きと見受けられるが、女なんて嫌いだい!というふりをしている。ところで、いつから墨家は術使いになったんだろう?
董卓…手の付けられない暴れん坊。妙に勘が鋭い。悪逆非道なことを繰り返しているらしいが、いろんな人が、悪いことが起こったらすべて董卓のせいにしている節も見られる。気に入った人物に対しては、あとをしつこく追い掛け回すストーカー。
董媛…董卓の娘。心臓が悪く発作が起きると、人間の血を欲する。
牛輔…董卓の家臣。幼いころから董媛の世話をしている。董媛を慕っているが、片思い。髪型を見ていて、某世紀末救世主伝説を思い出したであります。弓矢が得意。
劉備・関羽・張飛…言わずと知れた桃園の三兄弟。というより、漫才トリオ。呂布と貂蝉でがんばるより、この三兄弟の桃園結義からの珍道中をやったほうが、面白いと思う。良いトリオである。
曹操…のちの天下の英雄。必死で逃げ回っていたと思っていたら、ひょっこり姿を現す。ある意味、術者よりもすごいことを一瞬でやってのける。
陳宮…病弱。呂布に対して理解がある人。
馬元義…貂蝉を自分が実父であることを隠して育てた。お産で苦しむ妻をそっちのけで大平要術にばっかり気を取られていた。たしかに、貂蝉の父である。生まれたところを見ていないのに、「私の娘はどこだ!?」と探し回る。
華佗…心の弟弟子(破門中)。治療大好き、ほかの医者が治せない病やけがはもっと好き!!とのたまう医者。病気や怪我の原因は、においで分かる。もちろん、診断もにおいでできるガン探知犬並の嗅覚をもっている。この人の出演時が一番癒されました(笑)
丁原…幷州のドン。貂蝉の姦計で呂布に殺される。丁原だけに、剃髪している。
趙雲…彼のボスである公孫賛がいないのに、なぜか突如として最終話に出てきた。とりあえず出してみた感が強い。
他にも、張遼とかいるけど、疲れたのでこのへんで。
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プロフィール
書いてる人:
真朱
基本生態:
九州某所に生息する、ネオロマ(特に遙か)、ハートの国のアリス(クロアリ・ジョカアリ・アニアリ)をこよなく愛好する奇人です。
他にも、彩雲国、十二国記、ローゼンメイデン、ヘタリア、三国志(特に呉) Fate/stay night、Fate/Zeroなどもばっちこーいです!
筋金入りのヲタクで、妄想癖持ち。
むしろ妄想で3度のご飯が食べられます(何がだorz)
びば☆妄想!
はらしょー☆ヲタク!!
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